将棋の藤井聡太王将に岡山市在住の菅井竜也八段が挑む王将戦七番勝負の第1局が栃木県大田原市で行われ、菅井八段が惜しくも藤井王将に敗れました。

現役最強の棋士・藤井聡太王将に、岡山市在住の菅井竜也八段が挑む王将戦七番勝負の2日目(8日)。前日、菅井八段が封じた53手目から再開しました。

対局は、叡王戦と同じく菅井八段が飛車を横に動かす「振り飛車」戦法を採用。互いに「玉」を固める相穴熊(あいあなぐま)となった戦いは、中盤で考慮時間を要する難しい局面が続きましたが、藤井王将に徐々にリードを広げられた菅井八段は120手で投了し、藤井王将に敗れました。

「Q:今局の反省点は?」

(菅井竜也八段)「中終盤の読みの精度ですかね」

「Q:第2局以降に向けては?」

(菅井竜也八段)「集中して頑張りたいと思います」

次回、王将戦第2局は、今月(1月)20日・21日の2日間、佐賀県で行われます。