すい臓がん(ステージ4)の診断を受けたことを公表している、経済アナリストの森永卓郎さんが、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう一直線」に病室から電話で生出演し、現在の闘病の様子を明かしました。

森永さんは「元気なんですよ」と挨拶し「実はですね、一気に挽回を図ろうと思って、昨年の12月27日に『抗がん剤』を打ったんですね。そしたら薬って相性があって…まあ、別に普通の人はなんともない『抗がん剤』なんですけど。私、『最悪な相性』だったみたいで、急速に体調が悪化してですね…29日の時は、正直言いますけど『このまま死ぬだろうな』って思うぐらいの状態になっちゃったんです」と、明かしました。
続けて「その後、週末で腹水抜いて、たんぱく質の点滴打って、なんとか小康状態だったんですけれども。ところが昨日ですね、新しい薬・点滴したら、これがメチャクチャ相性が良くてですね。もう『地獄から天国』っていうか…昨日まで身体を起こせなかったんですよ。今、普通に身体起こせてるし、しゃべるのも中々難しかったんですけど、今、別に普通にしゃべれてるんです。」と、自身の状況を説明しました。
そして、森永さんは「やっぱり(薬は)相性だなっていうのは、すごく思っています、今。」と語りました。

生島さんが森永さんへ「(がんを)公表されて働き続ける。これ『とっても意義がある事だ』って」と、ある記事で絶賛されていたことを伝えると、森永さんは「ダメだ。ダメだ。ダメだ。ダメだ。って…どうしても後ろ向きな気持ちって出てきちゃうんですね。だけど、何か希望があると『さあ、やるぞ!!』ってという感じになるんですよ」「今、本当に、全然明るくなっちゃって、もう絶好調みたいな感じなんです」と前向きな気持ちを明かしました。
森永さんは続けて「この番組でお話しますけれども、実は、ほとんど歩けない状態だったんですけれども、この放送の後から病院の中を歩きまわって、リハビリ開始します!!」と報告。

生島さんは「ファイト~!!って感じですね」「森永さん、笑顔で『回復した~!!』って期待してますからね!!」と、森永さんへエールを送っていました。
【担当:芸能情報ステーション】