熊本県菊陽町で建設が進められていたTSMCの新工場が完成したことがわかりました。

工事関係者によりますと、新工場の建屋の工事は先月末に完了しました。

工場棟は地上4階、地下2階建てで敷地面積は約21万平方メートルです。

半導体を製造するクリーンルームは国内最大級の大きさだということです。

建設工事は24時間体制で進められ、多いときには約6000人が作業し、おととし4月の着工から約1年8か月での完成となりました。

工場の開所式は来月24日の予定です。

工場では現在、半導体製造装置の搬入が進められていて今年の年末までに生産を始める計画です。