西日本は一時的に寒くなるも・・・ 「高温に関する情報」発表に
西日本では8日にかけて一時的に平年を下回る寒さとなり、中国山地などの山沿いを中心に多少雪が降るとみられます。
ただ寒さは続かない見込みです。9日頃からは暖かい空気に覆われやすいため気温が高くなり、特に12日頃からはかなり高くなる可能性があります。

気象庁は中国地方と九州北部地方(山口を含む)を対象に「高温に関する早期天候情報」を発表しています。
この「早期天候情報」は、その時期としては、平年と比べてかなりの高温(低温)や降雪量となる可能性が、いつもより高まっている時に注意を呼びかけるために出される情報です。その現象が予想される6日前までに発表されます。
各地方の「かなり高い」の基準
中国 +2.2℃以上
九州北部(山口含む)
+2.5℃以上

「早期天候情報」が発表されるのは、5日間の「平均気温」や「降雪量」(6~14日先)が、「かなり高い(低い)」「大雪」となる確率が30%以上と見込まれる場合です。本来なら“10年に一度程度”の頻度しか起こらないものが「30%以上」の確率で起こると予想されるため、通常よりも3倍以上「かなり高い」状況が現れやすいと見込まれていることを意味しています。