今月1日に男子バレーボールのVリーグチーム「ジェイテクトSTINGS」への加入が発表された元日本代表キャプテンの柳田将洋(30)が11日、入団会見に臨んだ。

昨シーズンまでサントリーサンバーズに所属し、2年連続Vリーグ優勝に導いた柳田は「入団できて非常に幸せ。昨季までサントリーサンバーズで残した結果をさらにいい形でこのチームで残せるように、新しい環境でも楽しめるように引き続き頑張っていきたい」と抱負を語った。今月6日に30歳の節目を迎えたが、年齢に関しては「特に気にしていない。まだまだやれるだけやりたい。このチームで改めて日本一をとって自分の役割を証明したい」と意気込んだ。

また、同じく今夏からの加入が発表されていて、現在ネーションズリーグを戦う日本代表の西田有志(22)と関田誠大(28)も会見に出席。

昨季はイタリアセリエAに所属し、2季ぶりに古巣に復帰する形となった西田。「すごくワクワクしている。このチームであれば身長が無くても勝てる自信がある。すごく楽しみだし、皆さんにも楽しんで貰えるシーズンになると思う」と笑顔を見せた。

昨季、ポーランドリーグで戦った関田は、来季も海外チームから複数オファーがあった事も公表。それでも日本に復帰する最大の決め手は、過去日本でプレーした2チームで果たせなかった「スタメンでの日本一を達成したい」という思いからだという。

上記3選手以外に、スロベニア代表のウルナルト(33)と河東祐大(24)も加入する。

ジェイテクトは「世界基準のバレーボールチームを創る」として、国内外で豊富な経験を持つ選手や日本代表歴のある選手を補強。将来的にはアジアクラブ選手権、世界クラブ選手権に出場することも視野に入れているが、まずは、3季ぶりの日本一を目指す。

(写真は左から西田、関田、柳田、河東)