能登半島地震で被災した北陸地方は6日から7日日中にかけて大雨による土砂災害に、7日夜から8日にかけては大雪による交通障害に注意・警戒が必要です。6日からの三連休で岩手県からも石川県などの被災地へ支援活動に向かう動きが活発になりそうですが、天候や道路などの情報収集を十分行うことが重要です。

新潟地方気象台によりますと、6日から8日にかけて日本付近は冬型の気圧配置となり、7日午後から8日にかけて北陸地方の上空約5500メートルには氷点下33度以下の寒気が流れ込む見込みです。
北陸地方は6日から7日午前にかけて広い範囲で雨が降り、7日午後からは次第に雪に変わり、7日夜から8日にかけて山沿いや山地を中心に大雪となる所がある見込みです。

北陸地方は能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少しの雨でも土砂災害の危険から大雨警報が発表される可能性があります。また予想よりも寒気が強まり同じ地域で雪が降り続いた場合は警報級の大雪となる可能性があります。

5日正午から6日正午までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 新潟県 30ミリ
 富山県 40ミリ
 石川県 40ミリ
 福井県 30ミリ
その後、6日正午から7日正午までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で、
 新潟県 およそ50ミリ
 富山県 およそ50ミリ
 石川県 およそ50ミリ
 福井県 およそ50ミリ
となっています。