パレスチナ自治区ガザへの侵攻を続けるイスラエルのガラント国防相は、ガザ北部での戦闘を今後より標的を絞った形へと移行する、などとの考えを明らかにしました。

ガラント国防相は4日、「第3段階のヴィジョン」と題した文書を発表し、この中でイスラエル軍によるガザでの戦闘について、「新たなアプローチに移行する」と述べました。

ガザ北部ではより標的を絞った形で戦闘を行い、地下トンネルの破壊や空爆などを通して残るハマスの戦闘員の殺害を目指すものとしています。

また、南部ではハマスの指導者の追跡や、人質の奪還に向けて戦闘を続け、

「必要とみなされるかぎり継続するだろう」と述べています。

一方、戦闘終結後のガザの管理については、イスラエルが「作戦上の行動の自由」を保持する必要があるとする一方、「イスラエルに対する敵対行為がないことを条件に、パレスチナの組織が責任を負うことになる」と、パレスチナ人による統治を認める考えを示しました。

ガラント氏は文書について自身の考えを説明したもので、イスラエル政府による公式な方針ではないとしています。