元日に最大震度7を観測した、石川県の能登半島地震では沖縄県出身者も被災していて、余震が続くなか不安な日々を送っています。
能登半島地震では、1月4日午後2時までに石川県内で81人の死亡が確認され、安否不明者も79人いることが分かっています。

ニュースリンクは、震度5強を観測した金沢市で沖縄料理店を営む、那覇市出身の新川日出雄さんに話を聞きました。
那覇市出身 新川日出雄さん(51)
「はじめて経験した揺れだったので、とにかく立っていられなかった。玄関を開けた瞬間に目の前にものが落ちていたので、とにかく、やられたなというか、うわっていう感じです。言葉が出なかったです」
強い余震は断続的に続いていて、片付けに取りかかるのも危険な状況です。
那覇市出身 新川日出雄さん(51)
「余震が5以上のものがきたり、天気が崩れてきているので。雨とかで2次災害が出ないかというのが非常に怖いですね」

影響が長引くことが懸念されるなか、新川さんは、ライフラインの復旧が急務だと語ります。
那覇市出身 新川日出雄さん(51)
「2次災害に備えて水とか、私が住んでいる地域はライフラインが通っている。同じ金沢でも水道がとまっているところがまだあったりしてるんで、ライフラインの確保ですね」

震源地から少し離れた中心部の金沢市内でも、水や食料品が不足しているということで、多くの人が寒さのなか不安な日々を過ごしています。