中国、新疆ウイグル自治区の政府は、2月から宗教教育活動に対する規定をさらに厳しくする方針を発表しました。イスラム教を信仰するウイグル族への締め付けがさらに強化されることが予想されます。

新疆ウイグル自治区の政府はきょう、宗教に関する条例を改正したと発表しました。それによりますと、2月1日から宗教について教える大学を新疆ウイグル自治区内に新たに設置する場合は自治区の許可制にし、大学は政府の指導のもと、活動を行わなくてはならないとしています。

また、教育内容については愛国主義的な宗教教育を行うことなどが義務付けられたほか、モスクなどで3か月以上、宗教指導者を育成する教育を行う場合は届け出が必要だとしています。

また、学校やモスク以外での宗教教育活動は事実上、禁止するとしており、家庭内や個人で宗教について教えることなどができなくなるとみられています。

イスラム教徒であるウイグル族の人々が多く暮らす新疆ウイグル自治区では、モスクの閉鎖や破壊が相次ぐなど宗教活動が厳しく制限されていますが、今回の条例改正で、さらに宗教活動の自由が制約を受ける可能性があります。