青森市の県立中央病院に年末年始、入院していた患者に感染性胃腸炎が疑われる症状が確認されました。症状がでた患者は、20代から90代まで男女56人にのぼります。

青森県は、県立中央病院の入院患者20代から90代まで男女56人が嘔吐や下痢などを訴え感染性胃腸炎が疑われる症状が出たと発表しました。

日付別では12月31日に1人、1月1日に1人、2日に20人、3日に34人です。

患者の中で点滴が必要な中等症は60代の女性1人、軽症は55人で全員、回復に向かっています。

患者は県病で12ある病棟のうち11の病棟で確認されていて、全員、病院で調理された食事が提供されていたということです。

現在、青森市保健所が原因などの調査をしていて結果が判明するのは来週になる見通しです。

県病は調査結果が判明するまで病院の厨房で調理したものではなく、保存食などを提供して対応するとしています。