自民党が大勝した参議院選挙から一夜明け、岸田総理が会見に臨み、安倍元総理の思いを受け継ぎ、憲法改正などの課題に取り組む考えを示しました。

岸田総理
「安倍元総理の思いを受け継ぎ、特に情熱を傾けてこられた拉致問題や憲法改正など、ご自身の手で果たすことができなかった難題に取り組んでまいります」

今回の参議院選挙で自民・公明などの改憲勢力4党の獲得議席は「93」と、憲法改正の発議に必要な3分の2を超えました。

岸田総理は午後2時から始まった会見で「憲法改正の実現に向けて国会での議論をリードしていきたい」などと述べたほか、秋に予定される臨時国会で、与野党全体で一層活発な議論が行われることを強く期待するとしました。