1日に発生した能登半島地震による“液状化”とみられる現象が起きた新潟市では、住宅の倒壊の危険度を調べる調査が始まっています。

震度5強を観測し“液状化”とみられる被害が発生した新潟市西区では、市の職員による「応急危険度判定」が行われています。その建物が使用できるか否か3段階で判定するもので二次災害の恐れがあるかどうかを住民や付近を通る人に知らせることを目的に行われます。

市の職員
「液状化による地面の陥没とか、ひび割れも非常に多くみられたので、そういったところから今回、非常に大きな災害だったのかなと」

応急危険度判定は8日まで行う予定で、新潟市は7日まで申し込みを受け付けています。

一方、新潟市内ではときおり雨が降る中、住民が後片付けに追われています。
県内は3日夜のはじめ頃から4日の昼前にかけて大気の状態が不安定となり、雷を伴って、やや強い雨が降る見込みです。

4日朝までの24時間に降る雨の量は、県内全域で多いところで40ミリと予想されています。地震の影響により、地盤の緩んでいる所があります。3日夜遅くから4日夕方にかけて、土砂災害に注意・警戒してください。