参議院選挙は10日夜、開票が行われ、大分選挙区では自民党新人の古庄玄知さんが初当選を果たしました。
参院選大分選挙区は開票の結果、自民党新人の古庄玄知さんが22万8417票を獲得し、国民民主党現職の足立信也さんに4万5千票余りの差をつけて初当選しました。
6年前の参院選で足立さんに1090票差で惜敗した古庄さんは、リベンジ戦を走り抜いた支援者と喜びを分かち合いました。今回は公明党の推薦を得たほか、岸田総理や安倍元総理ら大物議員の応援で支持を固め、県内18全ての市町村で最多の得票となる安定した戦いで勝利しました。
(古庄氏)「多くの方々と一緒にきょうの勝利は勝ち取った。このご恩は国政の場に行って必ず安倍元総理に報いてお返ししたい」
一方、足立さんは共産党や社民党との野党共闘が実現せず、保守層への浸透など支持拡大を図ったものの4回目の当選とはなりませんでした。
(足立氏)「みなさん方の思いを成就できなかった。これはもう私の責任でございます。大変申し訳ございませんでした」
大分選挙区の投票率は52.98%で過去最低だった3年前の前回を2.44ポイント上回りました。
注目の記事
新幹線や特急列車で荷物を置くため「1人で2座席分購入」はアリ?ナシ? JRの見解は… 年末年始の帰省ラッシュ・Uターンラッシュ 電車内での“荷物マナー”

急増するパキスタン人に相次ぐ攻撃…ロケット花火やバット「嘘だと思われる」ユーチューバーへの取材で見えた目的と誤情報 地域社会での共生に深い影

1匹見かけたら、3年後には2万匹に…爆発的繁殖力「ニュウハクシミ」の生態 文化財をむしばむ小さな脅威

「ごめんね」自らの手でロープをかけ…アルコール性認知症の息子(当時55)に絶望し 殺人の罪に問われた母親(80)が法廷で語ったこととは

「ただただ怖くて…家にいられない…」地震で“恐怖の場”となってしまった自宅 壁は大きく裂け鉄骨は曲がり… 今も続く不安を抱えながらの生活【最大震度6強 青森県東方沖地震 被災地のリアル①・前編】

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」









