安倍元総理の死去を受けて、哀悼の意を表するためアメリカのブリンケン国務長官が先ほど岸田総理と面会しました。
アメリカのブリンケン長官は、安倍元総理の突然の訃報を受け、急遽G20=主要20か国の外相会合後に東南アジアを訪問後、エマニュエル駐日大使と共に総理官邸に訪れました。
ブリンケン長官は、岸田総理や林外務大臣らとおよそ15分面会し、弔意を伝えました。
アメリカ ブリンケン国務長官
「日本の国民の皆様と同じように、我々大きな喪失感を感じております。安倍元首相が在任されていたとき、どなた、他の首相、どなたよりも以上にですね、日米関係を新たなレベルへと引き上げられました」
面会でブリンケン長官は、安倍元総理が揺るぎない日米同盟の擁護者であったとして、「『自由で開かれたインド太平洋』という先見性のあるビジョンを掲げ、アメリカをはじめ同志国との連携強化に多大な功績を残された」と述べたということです。
これに対し、岸田総理は深く感謝したうえで、「現職の総理大臣として暴力に屈せず、民主主義を守り抜く」「日米同盟を大いに進化させた安倍元総理の遺志を継いで、日米同盟の更なる強化に努めたい」と伝えました。
また、表敬終了後ブリンケン長官は、バイデン大統領から安倍元総理の家族宛てに手紙を渡したことも明らかにし、「この喪失にあるダメージを、何とか我々が支援できるよう何でもさせていただく」と述べました。
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