木村拓哉さんが、明石家さんまさんとバラエティ特番に出演。故・ジャニー喜多川氏の性加害問題に関する問題で、所属事務所を巡った一連の騒動について言及しました。

番組のオープニングで、さんまさんが「今年、話、色々あるんで」と話すと、木村さんは「(話が)ありそうっすね」と応答。
さんまさんは「オレは聞かざるを得ないからな。あのまま無視して通るわけにはいかない」と語ると、木村さんは「あの、ある意味僕も、自分の声で、自分の言葉で、言える場所が無かったんですよ。だから、むしろこういう場所があってくれてすごく『助かったな』っていう…」と、語りました。
木村さんは「オレ、(さんまさんに)相談をしましたね」と語ると、さんまさんは「いやしてないよ、お前、ちゃんとした相談」と応答。
すると、木村さんは「いや~。ちょっと結構、ヘコみがちなんですけどみたいな。まあ、でも『バックレずにやってやります』って(伝えたら、さんまさんから)一言『バックレ禁止』って」さんまさんから返事があったことを明かすと、「ああ、やっぱ(さんまさんは)そういう方だなって」と話しました。

続けて、さんまさんが「ああいうことが、去年あって…今の心境とかは?」と尋ねると、木村さんは「被害者の方たちが、いらっしゃる話なので、仕事の現場の方達だけじゃなく、ファンの人たちに対しても、すごい心配をかけたなっていうのは、申し訳なかったなというのが非常にありますね。」と語りました。
さんまさんが「さすがの木村も、ちょっと落ち込んでた感じがするもんな。オレはその時会えてないけども」と話すと、木村さんは「落ち込むっていうかね…だから……なんて言うんですかね。」「だから、自分…ステージ上で…まあ、コロナっていう縛りもあったので、なんかすごく皆、我慢してたし、踏ん張ってたし、何かに立ち向かっていたじゃないですか…だからライブの終わる瞬間に『どんな辛い事があっても、苦しい事があっても、腐るなよ』っていうワードは、(ライブに来た人たちに)僕、言ったんですよ。そしたら、それが自分に返ってきたというか。ライブに来てくれてた人たちから言葉が来て、『あ~オレ、確かに言ったな』って思って…それで、危ねぇ危ねぇ、言った本人が『腐りかけていた』と思って」と語りました。
さんまさんは「オレも、どう言うて良いのか、わからへん、オマエに。励ますのもおかしいし。とにかく『側に僕がいるよ』っていう事だけを伝えたい。どうしようもないから。俺もラインで送ったけど『最低、家族とオレだけは味方やから』って言うて…泣いたやろ?」と話しました。
木村さんは「アレ読んだ瞬間、立ち上がったのは覚えています」と語っていました。

故・ジャニー喜多川氏の性加害問題を受け、旧ジャニーズ事務所の社名は「SMILE-UP.」に変更。また、所属タレントのマネジメント、エージェントなどを行う「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」新会社が設立されました。
【担当:芸能情報ステーション】