住む場所には困らない?!空き家多数、補助制度も

困っていると言えば、見島には、空き家が多数。つまり、住むところはたくさんあるんです。市の空き家バンクにも1軒50万円で登録があります。修繕が必要ですが、『萩暮らし応援事業』で最大200万円の移住補助を受けることができます。
とれたものは分かち合うのが島の流儀
午後3時。帰ってくる漁師を出迎えます。

中野さん「お疲れさまです。お帰りなさ~い」

次々と箱に入れられる魚。
中野さん「大きい!うわ~」
スタッフ「漁師さんとはどういうお知り合い?」
中野さん「子ども食堂っていうのを月に何回かしているんですけど、ご協力いただいて、いつも魚を分けてもらってます」

子ども食堂とは、全国各地にある、子どもが一人でも行ける無料または低額の食堂のこと。見島では、新鮮な魚を全国各地の子ども食堂に直送するボランティア活動を行っています。実はこれ、全国初の取り組み。中野さんも手伝わせてもらっていました。
すると・・・漁師さんから、魚のおすそ分けが。

中野さん「いや~、ありがとうございます!」
漁師さん「農家の人には、野菜をもらったり米をもらったりする。みんな兄弟みたいなもんやから」
とれたものは分かち合う。それが、島の流儀だそうです。