2024年1月中の閉店が決まっている鳥取県西部のJA系スーパー「Aコープ」4店舗のうち1店舗が、低価格帯の食品を販売する「業務スーパー」に生まれ変わることが分かりました。

これで、4店舗のうち3店舗が、食品スーパーとして存続することとなります。

引き継ぎ先が新たに明らかとなったのは、米子市のAコープよどえ店です。

JA鳥取西部によりますと、引き継ぎ先は市内で「業務スーパー」を運営するナベシマエステートで、JAが現在の建物と設備を貸す形で基本合意に至ったということです。

改装工事などを経て、2024年4月のオープンを予定しています。

なお、名和店(大山町)は「エムマート」を運営する箕島コーポレーションに。

みぞくち店(伯耆町)は「まるごう」を展開する丸合に運営の引き継ぎを基本合意をしたと明らかとなっていて、これで閉店が決まっている鳥取県西部のAコープ4店舗のうち3店舗が、食品スーパーとして存続することとなりました。

残る大高店(米子市)についても、引き継ぎ先の交渉が継続して進められていますが、難航しているということです。

JA鳥取西部担当者「大高店の場合、周辺に競合となる大型スーパーがある上、店舗面積が小さいことから、引き継ぎ先がなかなか見つからない状況です」

県西部のAコープは、名和店とみぞくち店が来年1月15日、よどえ店と大高店が来年1月22日に閉店予定です。