土屋品子復興大臣が28日、岩手県内の沿岸被災地を視察しました。今年9月の大臣就任後、岩手県への訪問は3度目になります。

土屋大臣は28日午前に釜石市役所を訪れ、小野共市長から被災者の心のケアへの支援など復興に関わる国への要望書を受け取りました。
この後大槌町、山田町に続いて宮古市の田老地区を訪れた土屋大臣は、東日本大震災の津波で建物の4階部分まで浸水した「たろう観光ホテル」で山本正徳市長から復興状況の説明を受けました。
土屋大臣は「まずは避難することが大事ということを全ての国民に伝えることが重要な課題だと感じた」と話しました。
さらに心のケアについては、「文科省や厚労省などと連携して今後の進め方を議論していく必要性を感じた」と述べました。