■メジャーリーグ エンゼルス 0ー1 オリオールズ(日本時間10日 オリオール・パーク )

やや小雨が降るボルティモアで、エンゼルス・大谷翔平(28)は“3番・DH”で先発。1回第1打席、オリオールズ先発D・クレマー(26)と初対戦。カウント1-2と追い込まれたが外角の球を2球ファールで粘る、5球目、6球目は大きく高めに抜ける球でボール、なかなか狙い球を絞りずらい荒れ球の投手、最後は8球目の外角を見送り四球で出塁した。

3回第2打席、大谷に対してオリオールズは今年メジャーデビューのキャッチャーA・ラッチマン(24)は徹底して外角攻め。6球中5球が外角、大谷はこの打席は外角高めのボール球のスライダーに手を出し空振り三振に倒れた。

外角への意識付けをされた大谷は6回第3打席、オリオールズ2人目B・ジマーマン(27)も1球目、2球目とやはり外角攻め。そしてカウント1-1となり甘く入ってきた内角のスライダーを見送りストライクと外角に目線が送られ手が出なかった。
最後は外角寄りのスライダーを引っかけセカンドゴロに打ち取られた。

0対1と1点を追う8回の第4打席、4人目ルーキーのF・バティスタ(27)と対戦、1球目を狙ったが内角低めの100マイル(161キロ)を空振り、そして2球目88マイル(142キロ)のスプリットにタイミングが合わずサードゴロ。
大谷は3打数無安打1四球で打率.260となった。
オールスター前、最後の登板は14日(日本時間)のアストロズ戦と発表された。