オーストラリアで環境にやさしいビール造りが進んでいます。活躍するのは、二酸化炭素を吸収する「藻」です。
真夏の南半球、オーストラリアで人々の喉を潤すビール。ただ、製造過程で二酸化炭素が大量に排出されるという課題があります。そんななか…
記者
「こちらの装置、ここから二酸化炭素が入って、中の藻が吸収します。そして、こちらに酸素を出しているということなんです」
シドニーにあるクラフトビールの醸造所。地元大学と共同で「微細藻類」と呼ばれる植物プランクトンを自ら培養し、醸造する際に発生する二酸化炭素を20兆個の微細藻類が吸収するという装置を開発しました。
『ヤング・ヘンリーズ』オーナー オスカー・マクマホンさん
「世界のビール会社にこの技術を採用してもらって、供給網から二酸化炭素を取り除いてほしいです」
また、大量に出る「麦芽かす」に「微細藻類」を加えたサプリメントを畜産農家に提供。家畜のげっぷに含まれる「メタンガス」の放出削減につなげる実証プロジェクトも行われています。
ジェトロシドニー事務所 青島春枝さん
「環境にやさしい技術というのは、日豪連携にとって今後、大変注目される技術のひとつになる」
小さなビール醸造所の取り組みがどこまで広がるのか注目されます。
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