高島屋がオンラインで販売したクリスマスケーキが崩れた状態で届けられた問題。全国からの被害の問い合わせはきょう午後8時時点でおよそ900件に上りました。
購入客
「箱の中は周りにクリームがちょっと飛び散っているような状態。ひっくり返したのかな?というような感じ」
崩れ落ちるいちごに、ひびが入った生クリーム。これは、高島屋がオンラインストアで販売したクリスマスケーキです。
このケーキは、横浜市のフランス料理店が監修し、埼玉県にある菓子メーカーが製造・こん包した「レ・サンス ストロベリーフリルショートケーキ」。値段は5400円。
購入者
「せっかく楽しみにしていたのに」
オンラインストアでおよそ2900個が予約販売され、これまでに「ケーキが崩れていた」などの被害の問い合わせが、25日午後8時時点でおよそ900件、全国から寄せられたということです。予約販売された数の3分の1に迫る問い合わせがあったことになります。
実際にケーキを購入した客は。
購入客
「もともと注文したときの写真とあまりにも違うので、本当にびっくり。全くケーキの形状をなしていない状態」
高島屋は、ケーキのこん包や冷凍配送の状況など製造から配送までの、どの段階に問題があったかなど詳しい原因は現在確認中としています。
また、今回の配送を請け負ったヤマト運輸も「一連の輸送状況について関係各社を含め調査している」とコメントしました。
高島屋は、ホームページを更新し、「多大なるご迷惑とご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申しあげます」と改めて謝罪した上で、購入客に順次連絡し、配送した時のケーキの状態を調べるということです。
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