米子市内のタクシー会社担当者
「タクシーの利用者数はコロナ禍前に戻っていますが、ドライバー数がコロナ禍前に戻っていないというのが大きいと思います。
繁忙期である年末年始は1~2時間待ってもらうことはざらにありますし、やはり若手ドライバーが少ないので、早朝や夜間の勤務が難しいドライバーも多いです」
国土交通省の調査によりますと、全国のタクシードライバーの平均年齢は58.3歳となっています。
米子市内のタクシー会社担当者
「私どもの会社でも、ほとんどのドライバーが年寄りなもんで、そもそも夜出勤できる人が少ないんです。稼働台数が少ないので、その分お客様にご迷惑をおかけしている部分はあります。
また、最近ではインフルエンザの流行もあり、毎日数人のドライバーが出勤できていない状況もあります」
一方、鳥取県では、一般住民のドライバーが、自分の車などを使って有料で人を運ぶ「鳥取型ライドシェア」の導入を目指す取り組みも進んでいます。
すでに大きな影響が出ているドライバー不足の問題は、来年4月から、さらに加速してしまうのでしょうか。