先月11月の全国の消費者物価指数は去年より2.5%上昇しました。一方で、伸び率は2か月ぶりに縮小しています。

物価の変動を示す11月の全国の消費者物価指数は、天候の影響をうける生鮮食品を除いた総合が去年の同じ月に比べ、2.5%上昇しました。

食料品の値上がりが一旦、落ち着いたことなどから、伸び率は2か月ぶりに縮小しましたが、物価の上昇は20か月連続で2%を超えています。

生鮮食品を除く「食料」が6.7%、「携帯電話通信料」が11.0%上昇したほか、外国人観光客の増加や旅行需要の回復で「宿泊料」は62.9%上昇し、過去最大となりました。