今年一年のほこりなどを払い落す「すす払い」の作業が宮城県川崎町の「みちのく杜の湖畔公園」で行われています。
公園内の「ふるさと村」には、東北6県から移築された江戸から明治時代の古民家7軒があります。年末のすす払いは、20年以上続く毎年の恒例行事です。作業員は一年の間に、天井に溜まったすすやほこりを払い落したり、神棚や囲炉裏の周りの汚れを丁寧にふき取っていました。また、軒先の蜘蛛の巣を5メートルほどの特製のほうきを使い取り除くなど、新年を迎える準備に汗を流していました。

みちのく杜の湖畔公園管理センター 伊藤達彦さん:
「新年を穏やかに迎えてお客様も心静かに迎えられるよう望んでいる」

年末の風情を醸し出すみちのく杜の湖畔公園のすす払いは22日まで続き、作業の様子を見学することもできます。