浮世絵が大胆にもサンタクロースに

ことし手がけるのは「和」の雰囲気にモダンアートの感覚を盛り込んだ、高見さんならではの浮世絵風アートです。

11月、成田空港で4日間かけて仕上げました。第2ターミナルの保安検査場前のガラス面、合わせて45メートル。高見さんの娘も制作を手伝いました。

イラストレーター 高見菜採さん:「浮世絵風のクリスマスというテーマで、ウインドーアートしてまいりました。ただの浮世絵というよりもちょっとポップな感じが面白いかなと」

コロナが落ち着き、活気が戻ってきた成田空港にはたくさんの外国人も訪れていて、アートを通じて日本文化に触れてほしいという思いも込めました。

イラストレーター 高見菜採さん:「たくさんの方に話しかけていただいて、もうすぐクリスマスだねとか、和風のクリスマスアートいいねっていうような声をたくさんかけていただいて、私自身もすごく楽しみながら描いてまいりました」

高見さんのクリスマスアートは成田空港の第2ターミナルで、12月25日まで一般公開されています。