様々な国籍の人が行きかう日本の玄関口・成田空港。クリスマスシーズン真っ只中の保安検査場で、富山のイラストレーターが手がけたアートが旅行客らを出迎えています。

成田空港で公開されているのは一風変わったクリスマスアート。

浮世絵風のサンタクロースに、松の木のクリスマスツリーなど日本を象徴するような絵が施されています。

手がけたのは富山市のイラストレーター、高見菜採(たかみ・なつみ)さん。

イラストレーター 高見菜採さん:「何を考えているんだろうな…。完成したものを想像していたり、きょうの晩御飯、何にしようかな、全く違うその都度違うこと…」

高見さんは23歳から7年間東京で漫画家として活躍。少女向け人気雑誌の「デザート」でマンガを掲載していました。

その後、結婚を機に富山に移住。現在は3人の子どもの子育てをしながらフリーペーパーやチラシ、看板のイラストなどの仕事を行っています。

2016年から自身が手がける作品をSNSに投稿し、徐々にイラストが注目されるようになってきました。