新たに中国大使として着任した金杉憲治大使は、「対話や協議が進むよう環境整備に努力したい」と抱負を語りました。

金杉憲治 駐中国大使
「日本にとって大変重要な国である中国で、今回、勤務できるということで身が引き締まる思いです」

19日、着任した金杉憲治駐中国大使は会見を行い、日中関係について「11月の首脳会談で大きな方向性が出されたので、今まで滞っていた対話や協議が進んでいくのを期待したいし、環境が整備できるよう努力したい」と語りました。

また、大手製薬会社の50代の男性社員が拘束されている問題については、早期の解放を働きかける考えを示しました。

そのほか、福島第一原発の処理水放出をめぐり、中国側が日本の海産物を輸入停止にしていることについては「中国には冷静な立場、科学的見地に基づいて議論することを納得してもらい、物事を進めていきたい」としたうえで、「一致できる方向性を見つける立場から粘り強く話をすることが大事だ」と強調しました。