落語を通して海のごみについて考える出前授業が、宮崎市の小学校で行われました。
この出前授業は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として行われたものです。
宮崎市の瓜生野小学校で行われた出前授業には、5、6年生あわせておよそ70人が参加。
宮崎市出身で瓜生野小学校の卒業生でもある落語家の吉原馬雀さんが、海に出たプラスチックごみが広がっていく過程をすごろくで学ぶという設定の創作落語を披露しました。
(落語家 吉原馬雀さん)
「海に漂うマイクロプラスチックを1匹のサンマが食べ、それを漁師が捕まえ、それがある日のスーパーに並び、ある日の夕飯の晩ごはんにそのサンマの塩焼きが出てきたのです。3進む。え~」
この後、環境科学者の井手迫義和さんが、ごみを正しく処分する大切さを伝えました。
(環境科学者 井手迫義和さん)
「プラスチックごみを捨てるときにちゃんと分別して捨てるのが一つ。それから、もちろんポイ捨てしない。汚れたプラごみは水洗いしてからリサイクルに出す。そうすると、ごみと言われていたものが、ごみではなく資源になっていくわけです」
(児童)
「これから(ごみを)ポイ捨てなどせずに、プラごみを減らしていけるようにしたいと思いました」
「分別をちゃんとして、水洗いとかもして、ちゃんと(ごみを)捨てたいです」「海はとてもきれいに、環境はとてもよく、みんなが住みやすい地球にしていきたいなと思った」
子どもたちは、海を守るために自分たちでできることを楽しみながら学んでいました。
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