アメリカ軍嘉手納基地で19日午後9時まで、基地上空からのパラシュート降下訓練が予定されているのに対し、県は危険だとして中止を求めています。
アメリカ軍が発表している航空情報などによりますと、12月19日午後6時から午後9時まで、嘉手納基地のおよそ3000m上空から小規模の米空軍部隊がパラシュートを使って降下するということです。
県は、嘉手納基地でパラシュート訓練を実施しないようアメリカ軍や沖縄防衛局などに要請していますが、強行されれば2020年7月以来、およそ3年ぶりのこととなります。
今回の訓練についてアメリカ軍は、本来、訓練場所と定められている伊江島補助飛行場の滑走路の整備状態が「使用する機体の離着陸に適さない」として、例外的に行うと説明しているということです。