優れた創作活動を表彰する「とやまクリエーター大賞」に富山県の障害者芸術活動支援センター「ばーと◎とやま」が選ばれました。
「とやまクリエーター大賞」は、富山広告協会が、3年に1度、広告物などの優れた創作活動を表彰するもので、ことしは、県障害者芸術活動支援センター「ばーと◎とやま」が選ばれました。

「ばーと◎とやま」は日本画家の米田昌功さんが代表を務め、展覧会の開催や商品化など、アートによる障害者の社会参加に取り組んでいます。

取り組みのひとつ、「ばーと◎とやま」が立ち上げたブランド「cotae(こたえ)」は、デザイナーと福祉施設を巻き込み、障害者アートを商品化して販売しています。

また、ことし9月には総勢88人の作品を集めた大規模な展覧会を開催。障害のある人たちに作品発表の場を提供し、独創的な表現を掘り起こし続けています。


今回の受賞は、障害者アートを中心に人と人、社会、企業などを結ぶ活動であることが高く評価されました。

ばーと◎とやま 米田昌功代表:「支援活動を支えているのはやっぱり作品の魅力。障害のある人の美術がいろんなジャンルの人を巻き込んで、新しい価値観作ったりとか新しい風景を実際に作っている。創作活動をより大切にして(創作したい人が)思いっきり活動できるよう支援してく」
表彰式は、来年1月26日です。