部下に対して暴力的なこどばを浴びせて精神的苦痛を与えたとして、海上自衛隊岩国航空基地の40代の隊員が18日、懲戒処分を受けました。
停職5日の懲戒処分を受けたのは、第71航空隊の40代の2等海曹です。岩国航空基地によりますと、この隊員は2013年から2017年にかけて複数の隊員に対し「ボケ」「殺すぞ」など、日常的に威圧的な指導を行い、精神的苦痛を与えたとされています。
この隊員は「上司から部下の指導を期待されていると思い厳しく指導したが、パワハラとは思っていなかった」などと話す一方、「結果を深く受け止め反省する」と話しているということです。
第71航空隊司令の中原伸二・2等海佐は「再発防止のため、隊員に対する服務指導、教育を徹底する」としています。