サッカー日本一を決める皇后杯は5回戦が行われ、アルビレックス新潟レディースは兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場でAC長野パルセイロ・レディースと対戦しました。先制を許したものの、川澄奈穂美の移籍後初ゴールなど4対1で長野を下し、準々決勝進出を決めました。
アルビレディースと長野の対戦は今季3度目。いずれも引き分けに終わっています。
試合は前半14分にコーナーキックから先制を許しますが、そのわずか1分後でした。右サイドFW川澄奈穂美のクロスに、中央でMF杉田亜未が倒れこみながら頭で合わせて同点に追いつきます。
その後はアルビレディースのペースに。すると23分、中盤でFW滝川結女がボールを持ちMF杉田へと繋ぐと、最後はFW石淵萌実が左足で決めて逆転に成功します。
30分には、FW滝川のパスに抜け出したMF杉田がシュートもクロスバーに阻まれ、こぼれ球に反応したFW石淵のシュートもクロスバーに。さらに、こぼれてきたところをFW滝川がねじ込んで3点目!
そして後半7分、FW石淵が左サイドからクロスを上げると、中央で待っていたFW川澄が頭で合わせて移籍後初ゴールを挙げます。
その後も攻撃の手を緩めなかったアルビレディースは4対1で長野を下し、準々決勝に駒を進めました。
皇后杯の準々決勝は1月14日(日)午後1時から。アルビレディースはINAC神戸レオネッサと対戦します。(会場:兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場)