10月の岩手県内の有効求人倍率は前の月をわずかに上回り1.23倍でした。引き続き物価上昇などの影響に注意する必要があります。

有効求人倍率は仕事を求める人1人に対する求人数を示すもので、岩手労働局によりますと10月の県内は1.23倍でした。9月より0.01ポイント上昇し2か月ぶりに前の月を上回りました。
一方、より直近の雇用状態を表す新規求人倍率は1.68倍で前の月を0.09ポイント下回り、2か月連続で下回りました。
岩手労働局は「雇用情勢は持ち直しの動きが弱まっており、引き続き物価上昇などの影響に注意する必要がある」としています。