まもなくオープンする新潟県南魚沼市のスキー場では、“雪を観光資源に”と、インバウンドも狙った新たな戦略を打ち出し、スキーをしなくても楽しめる「進化したスキー場づくり」を進めています。
15日からウインターシーズンが始まった石打丸山スキー場のゲレンデにまだ雪はありませんが、本格的なスキー営業を前に準備は万端です。

【記者リポート】
「新たに導入されたのがICチャージのリフト券。オンラインで事前に購入しておけば、チケット売り場に並ばなくても直接リフトに乗り込むことができます」

“雪を観光資源に”をテーマに、インバウンドにも力を入ていれるスキー場。
近年では、香港やタイなどアジアからの観光客が雪との触れあいを求めて多く訪れるということで、今年は特に『スキーをしなくても楽しめる』雪山の“魅力”を売り出す方針です。
そのひとつが、『食』を通して雪国の文化を体験できるレストラン。
地酒ブランド「八海山」の麹や酒かすを使った日本料理を始め、豊富な雪解け水が育むこの土地ならではの自然の恵みを提供します。

【石打丸山スキー場 島崎秀典総支配人】
「スキー場としてもどんどん進化をして、スキー以外の楽しみ方も力を入れて取り組んでいく。クリスマス前にはゲレンデがオープンできるのではと期待している」

雪の降り方次第ですが、ゲレンデは近日中にオープンできそうだということです。