高梁市が所有していた温泉施設の跡地に整備が進む、「高梁グリーンパーク」の内覧会が行われました。
開業は来年4月の予定で、木質バイオマス発電所をはじめ、レストランなどを備えた複合施設です。

内覧会には、高梁市役所や地元の商工会などから約50人が参加し、施設の説明を受けました。
「高梁グリーンパーク」は2000年に開館し、2012年末から休館が続いていた「朝霧温泉ゆらら」の跡地を岡山市南区の情報通信会社エヌディエスが購入。
木質バイオマス発電所を核として、レストランやキッズルームなどを備える複合施設として整備しています。



(高梁グリーンパーク 前野洋行支配人)
「バイオマスの施設なども見学いただいた後、環境についてみなさんに勉強していただきたいなという、そういった場になればと考えております」

施設の核となる発電所は、地元の木材を燃料にするもので、年間発電量は一般家庭約4300戸分になります。

また、施設のレストランでは、麹などの発酵食品を使った料理が提供されます。伝統的な日本食で、「心も体も元気になってもらう」ことを目指します。


(高梁市デジタル・未来戦略課 秋岡修司課長)
「昔の『ゆらら』のようにたくさんの人が来て、関係人口…たくさんの観光の方が来て地域が盛り上がる、そんな施設になってもらいたいです」

「自然が生み出す力を感じる」がコンセプトの「高梁グリーンパーク」は、来年4月上旬の開業が予定されています。
