大手建設会社がアンケート調査をもとにした「街の幸福度」と「住み続けたい街」のランキングを発表しました。
宮崎県内のランキングの結果です。
「街の幸福度」、県内のトップ5には、門川町、日向市、三股町、宮崎市がランクイン。
一方、「住み続けたい街」の県内トップ5、三股町、宮崎市、小林市、門川町が入っています。
では、それぞれの1位には、どの市町村が輝いたのでしょうか。地元の反応も取材しました。
「街の幸福度」と「住み続けたい街」のランキングは、大東建託が全国の20歳以上の人から回答を得たアンケートをもとに発表しました。

このうち、県内のおよそ5300人に「街の幸福度」を聞いたランキングでは、日南市が県内トップに輝きました。

(日南市民)
「人がいいというのと、このあたたかさと、『ほわん』としているというのが幸福感を感じるのではないか」
「うれしいですわね、市民としては。夜、晩酌する時が一番いいですね。日南の焼酎を飲む時が」


幸福度県内トップの結果を受け、高橋市長からも喜びの声が。
(日南市 高橋 透 市長)
「率直にうれしく喜んでいる。日南市は、海の幸、山の幸もあるが、人のよさやあたたかさがあるということで、人の幸も今発信をしている。この『3幸』を市民みんなで取り組んでいるその結果の現れかなと思っている」


一方、「住み続けたい街」の県内1位は、2年連続で都城市でした。

(都城市民)
「うれしい。食べ物もおいしいし住みやすい環境を市で作ってくれてるというのがあるなと感じている」
「(子供の)医療費無料とか、きょうも3歳児検診で来たが、そういう検診とかも無料でやってくれるから子供を育てるにはいい」


中学生までの医療費無料や保育料無料など、充実した子育て支援制度を導入し、子育て世帯も住みやすいまちづくりに力を入れている都城市。

今回の結果に市の担当者は…
(都城市人口減少対策課 新坂斉士さん)
「食の豊かさであったり、都市機能と自然のバランスがとてもよいであったり、子育て環境が充実しているだとか、いろんなところが総合的に評価されての1位かなと思っている」


「街の幸福度」と「住み続けたい街」のランキングは、今月20日に、全国版が発表されます。

(スタジオ)
「街の幸福度」1位の日南市では今年、東九州自動車道「清武南~日南北郷間」の開通や、10月には「道の駅きたごう」の開業など明るいニュースもありました。
ちなみに、九州のランキングでは、街の幸福度1位は福岡県大刀洗町。住み続けたい街1位は、沖縄県嘉手納町だったということです。
来年の結果も楽しみです。