11月22日の「いい夫婦の日」にちなんで、明治安田生命が行ったアンケート調査によれば、1年以内に結婚した夫婦の出会いのきっかけは「マッチングアプリ」と「職場での出会い」がともに25%で同率トップとなったそうです。4人に1人がマッチングアプリで結婚する時代なのです。

婚活でマッチングアプリを利用した人の動機は「手軽に出会えるから」「職場に出会いがないから」がトップで、次いで「好みの相手を選ぶことができるから」。身近な出会いがない人が、手軽に好みの相手を選べることが、マッチングアプリの人気の理由になっているのです。

一方、マッチングアプリが事件になることもあります。富山県ではマッチングアプリで結婚相手を探していた女性に対し、会社員の男が、2回目に会った後に性的暴行をする事件がありました。

被告の会社員の男の裁判員裁判で、検察側は男に懲役10年を求刑しました。妻子があったのに離婚歴があると偽り、マッチングアプリを利用して女性に近づいた男、裁判で浮かび上がる事件の全容は…。

強制性交等傷害の罪に問われているのは、富山市の会社員・森田崇志被告(47)です。

森田被告と被害に遭った女性は去年12月末にマッチングアプリで知り合いました。そしてことし1月、富山県内にある飲食店を訪れます。