現役ドラフトで阪神から巨人への移籍が決まった馬場皐輔投手(28)が12日、都内の球団事務所で入団会見を行った。「選んでいただいてすごく嬉しいですし、チャンスだと思って良いスタートが切れるように頑張っていきたい」と話した。
会見に出席した吉村禎章編成本部長は「阿部監督が馬場選手がほしいというところで、本当に馬場選手を獲得できてチーム一同本当に喜んでいます」と笑顔を見せた。
背番号は長嶋一茂氏、高橋尚成氏らが背負った「36」に決定。巨人入団が決まった際は「巨人さんって電話で聞いてすぐ気持ちを切り替えて、身が引き締まった気持ちになりました」と率直な感想を語った。
移籍が決まり、馬場と同じ仙台育英高出身で先輩の松原聖弥外野手(28)と連絡をとったという。「引越し先とか、東京の土地勘を教えていただきました。高速道路の近くがいい」とおすすめされたと笑顔で明かした。
目標は「これから阪神に投げることになるんですけど、ジャイアンツの一員として全力で立ち向かっていきたいなと思います」。「一年間通して1軍で投げたいと思ってるので、どんな場所でもフル回転で投げたいと思ってるので、新たなスタートを切れたらな」と即戦力となることを誓った。
馬場は、2017年ドラフト1位で阪神に入団。昨季は19試合に登板し、2勝1敗3ホールド、勝率.666、防御率2.25。21年には中継ぎとして、自身最多となる44試合に登板、3勝0敗10ホールド、防御率3.80だった。














