嘉手納基地周辺の自治体でつくる三連協は11日、沖縄防衛局に対し、鹿児島県の自衛隊基地から移転配備された無人偵察機「MQー9」について安全確保を最優先するよう要請するとともに、墜落事故を起こしたオスプレイを嘉手納基地で運用しないよう求めました。
嘉手納基地では先月から無人偵察機「MQー9」の運用が始まっていますが、ことし8月に鹿児島県でオーバーラン事故を起こしていることなどから、嘉手納町議会などが配備見直しを求める抗議決議を可決していました。
こうしたなか三市町連絡協議会は11日、沖縄防衛局に対して地域住民の安全確保を最優先し事故防止対策を徹底するよう要請しました。
応対した伊藤晋哉局長は「引き続き安全面に最大限の配慮をするよう求めていく」と返答しました。

三連協はこのほか鹿児島県屋久島沖でオスプレイが墜落した事故に関連して、嘉手納基地でCVー22オスプレイを運用しないよう求めています。
