宮崎空港の新たな取り組みです。
快適性や利便性の向上につなげようと、館内アナウンスのスキルアップ大会が初めて開かれました。

(三浦功将記者)
「空港館内ではすっかりお馴染みとなっているこのアナウンス。利用客にとって、より聞き取りやすいものなることが期待されています」

(空港館内のアナウンス)
「当ターミナルビル前は、駐停車禁止となっております」

搭乗案内など空港で流れる館内アナウンス。
この担当者の技術向上を目指そうと、宮崎空港エアライン協議会が初めて開いたのが「アナウンススキルアップ大会」です。

大会には、全日空と日本航空のチケットカウンターや搭乗口のアナウンス担当者、それに空港の総合案内の担当者のあわせて7人が参加しました。

(ANA担当者)
「ご出発のお客様は20分前までに保安検査場を通過いただき、10分前までに搭乗口へお越しください」
(JAL担当者)
「前方に普通席よりもゆったりとした特別席 クラスJシートに十分な空席がございます」

参加者たちは、ふだん通りに使い慣れた機械を使って、それぞれが考える伝わりやすいアナウンスを発表しました。

そして、大会では、審査員としてMRTの伊賀透浩アナウンサーも講評しました。

(MRT宮崎放送 伊賀透浩アナウンサー)
「例えば、少しお国言葉、いわゆる方言みたいなことをちょっと入れていくと、それがまた、ブランド力のアップにつながっていくんじゃないかなと思った」

(宮崎空港エアライン協議会 塩田康博代表)
「さらに宮崎空港としての、おもてなしのレベルが上がっていけるのではないかと感じた」

宮崎空港エアライン協議会は、館内アナウンスもおもてなしのひとつとして、利用客にとってよりよい空間を目指していきたいとしています。