山梨県内でも新型コロナの感染再拡大の局面に入っています。
感染症に詳しい山梨大学医学部附属病院の井上修医師は感染の第7波の入口に立っていると考えてよいと話しています。
その理由として、従来型よりも感染力が強いとされる、オミクロン株の新たな系統「BA.5」の市中感染が始まっている可能性が懸念されるとしています。
また、ここ最近の暑さで屋内でエアコンを使用する機会が増え、換気が十分に行われていないこと。
さらに街の人出が増え、感染が広がりやすくなっていることを挙げています。

その上に県内では、40代以下の若い人の3回目のワクチン接種が半数程度にとどまっていて、今後急激に感染が広がることが懸念されるとしています。

そのため、マスクを適切に使用するなど、熱中症対策と並行して感染対策も続けてほしいと話しています。
