77年前の7月6日は甲府が空襲を受けた日です。

この甲府空襲を伝える展示会が山梨県立図書館で開かれました。

展示会が開かれている山梨県立図書館 甲府市


甲府空襲は1945年、昭和20年の7月6日の夜から7日にかけてアメリカ軍の爆撃を受けたもので、1127人が犠牲になりました。

空襲で焼き尽くされた当時の甲府市を表したジオラマ 山梨県立図書館


展示会は7月1日から6日まで甲府市の県立図書館で開かれ、当時の甲府の状況を伝える写真や模型を始め、ロシアの侵攻が続くウクライナのパネルなど、およそ400点が展示されました。


また、去年は中止されていた学校単位での見学が再開され、6日も多くの子どもたちが戦争の悲惨な現実に向き合っていました。

甲府空襲の様子を見学する児童


敷島小6年 稲垣光弥さん:
なぜこの甲府に必要以上に爆弾を落として罪のない子供たちを傷つけたのか不思議に思いました。甲府と同じように、なぜロシアはウクライナを必要以上に侵攻するのか、なぜ続ける必要があるのか知りたい。

甲府空襲展を見学した敷島小6年 稲垣光弥さん


期間内に小中学校19校、およそ900人の児童生徒が見学に訪れたということです。