新潟市北区にある「新潟医療福祉大学」に大変珍しい“部活動”が…。
猫の幸せを考え猫のために活動するという、その名も『ねこ部』です。
猫iに特化した図書コーナーや“猫神社”もありました。

2021年に発足したサークル団体『ねこ部』は、現在部員およそ40人で保護猫カフェを手伝ったり、猫と入居できる高齢者施設のチラシを作ったりしています。

【新潟医療福祉大学 ねこ部 金澤和泉さん】
「活動を知ってもらうことで“猫と生活することを諦めない”と思ってもらえたら」

そんな『ねこ部』のもとを、フリーアナウンサーの伊勢みずほさんが訪れました。
猫が大好きだという伊勢さんは、保護猫の啓発活動にも熱心に取り組んでいます。

医療や福祉の専門職を目指している学生たちに対して伊勢さんは7日、近年になって新潟県内でも増えている「多頭飼育崩壊」に関連して、多頭飼育に至ってしまった飼い主には福祉のサポートが必要なケースが多いことなどを紹介し、『動物と人の幸せ』について語りました。

【伊勢みずほさん】
「掃除も行き届かなくて、その中で生活している猫は不衛生で病気の子も多い…。福祉と猫の問題は間違いなく繋がっているので、それを学生たちが勉強して行動していくのは、本当に社会を動かす大きな力になる」

【新潟医療福祉大学 ねこ部 樋浦葉月さん】
「社会人の人よりも学生の方が交流する場が多いと思うので、いろいろな活動に積極的に参加して、少しでも現状が変わるようなアクションを起こしていけたらいいなって…」

講演を聞いた学生たちは動物と福祉との関わりについての学びを深めていました。