JA全農いわてが販売した岩手県産小麦から基準値を超える「カビ毒」が検出された問題で、花巻市のふるさと納税の返礼品にも対象の小麦が使われた食品があったことが分かりました。

基準値を超えるカビ毒が検出された小麦が使われていたのは、花巻市のふるさと納税の返礼品の1つ、「花巻産南部小麦そうめん」です。
JA全農いわての発表を受けて花巻市は11月29日、この商品の発送を取りやめるとともに寄付の受付を停止しました。
しかし発送済のものが334件あり、市では食べるのを控えるよう寄付をした人にメールで呼びかけています。
市は発送されていない分を含む合わせて357件、392万7000円の寄附金を返還することを決め、代替品の発送にも対応することにしています。
これまでのところ健康被害の情報は寄せられていないということです。