岡山県内で労働災害としての交通死亡事故が過去10年間で最多となっていることから、長時間運転になりがちなトラックドライバーに向けて、岡山労働局が事故防止を呼びかけました。

(岡山労働局 労働基準部 工藤俊平部長)「安全運転で、年末年始皆さんに荷物を届けていただければなと思います。どうぞよろしくお願いいたします」


岡山市中区倉富の岡山県トラックターミナルで交通事故防止を呼びかけるリーフレットが配られました。

今年に入って岡山県内では、労働災害としての死亡事故が先月19日時点で15件発生していて、このうち9件は交通事故です。

過去10年間で最悪となっているこの状況をうけ、岡山労働局はドライバーに休憩を取りながら、ゆとりのある運転を心がけるようにと呼びかけました。年末年始は運搬する荷物が増えることから、労働局では家庭でも再配達がなるべく発生しないように協力してほしいと話しています。