11月、国際的な短編映画の祭典が、札幌で開催された。97の国と地域から集まったのは、招待作品を含め、2663本。ドキュメンタリーやドラマ、アニメーションなど、国内外の81作品が、札幌で上映された。

11月24日 札幌市内

 18回目となる今回、女性の権利と抑圧を描いた、ルクセンブルクの作品がグランプリを受賞。国際審査員を務めた1人が、ピーター・バラカンさん。

ピーター・バラカン氏「短編映画といっても、いろいろなものがある」

 ピーター・バラカン氏
「短編映画といっても、いろいろなものがある。ドキュメンタリーもあれば、劇映画のようなものもあるし、ミュージックビデオに近いものもあるし、政治的な内容のものもあるし、面白い、とにかく」

ピーター・バラカン氏

 バラカンさんは、1974年にイギリスから来日。音楽評論やラジオDJ、ドキュメタリー番組のキャスターなど…。
 日本の文化に精通し、様々なメディアで活躍している。

 待ち受けていたのは、HBC北海道放送の山﨑裕侍。12月9日公開のドキュメンタリー映画を手掛けた。
 4年前、札幌で起きた“ヤジ排除問題”。当時の政権に異議を唱えた2人を、警察は力づくで、排除した。