イギリスのジョンソン元首相は、新型コロナウイルスの政府の対策などを検証する独立調査委員会が行った審問で、「リスクを過小評価していた」として「過ちを犯した」と認めました。
新型コロナの独立調査委員会は、政府の意思決定の経過や対策の効果などを幅広く検証し、今後の教訓とするために設けられたもので、6日、当時首相だったジョンソン氏に対する公開審問が初めて行われました。
ジョンソン氏は冒頭、「新型コロナの犠牲者と家族らが味わった痛み、喪失感、苦しみを大変申し訳なく思っている」と謝罪しました。
そして、新型コロナについて「規模や感染拡大のペースなどリスクを過小評価していた。予測を信用していたら、我々は別の行動をとっていたかもしれない」などと述べ、政府として「過ちを犯した」と認めた一方で「最善を尽くした」と主張しました。
ジョンソン元首相
「我々は過ちを犯したかもしれない。(ただ)当時入手できた情報からすれば、最善を尽くしたと思う。もっと違うやり方があったのではと問われれば、もちろんあるだろうが」
イギリスでは新型コロナによる死者が23万人を超えていて、審問では致死率が高くなった理由について尋ねられましたが、ジョンソン氏は「高齢者が多く、人口密度が高いこと」などをあげ、「政府の行動とは関係ない」との認識を示しました。
注目の記事
「110円でゴミ出し」 もOK? “破格”の家事代行サービス 利用者が急増中…お墓参りは買い出し~清掃まで合わせて1万円

「車のフレームにぶつけた、たった1か所の傷。それが致命傷でした」中学2年生の娘を事故で亡くした母親が語る「命の尊さ」【前編】

高市自民の圧勝の陰で…衆議院選挙「歓喜と悲嘆」政治家たちの意外な“本音”と惨敗・中道の皮肉 “消費税ゼロ”の向かう先とは【edge23】

【札幌タイヤ脱落事故】父親が語る加害者への憤り 52歳男は執行猶予中に無免許運転で逮捕 裏切られた裁判所の温情と、終わらない家族の苦しみ 当時4歳の娘は意識不明のまま

住宅街脅かす“不明管”…40年放置の責任はどこに? 「富山県は間に何もはいっていない」消えた公社が残した“負の遺産”に市も県も把握せず

血液不足の危機 若者の「献血離れ」はなぜ起きたのか?30年で激減した『最初の一歩』と消えゆく学校献血









