北朝鮮がスペインや西アフリカのギニアなど7か所の在外公館を閉鎖したことが確認されました。背景には財政難があったとみられています。

韓国外務省の関係者によりますと、今年の10月以降に北朝鮮が、▼アフリカのギニア・アンゴラ・セネガル・ウガンダのほか、▼ネパールやバングラデシュ、そしてスペインにあった在外公館を閉鎖したことが確認されました。

これにより、53あった北朝鮮の在外公館は46に減ったということですが、ほかにも閉鎖される可能性の高いところがいくつかあるということです。

在外公館が閉鎖される背景には北朝鮮の財政難があったとみられ、韓国外務省は「経済制裁の強化によって、外貨獲得が困難になったためだ」と分析しています。