今年も残すところ1か月を切りました。
宮崎市では、正月飾り用の松を競りにかける「松市」が開かれました。

正月前に年1回開かれる「松市(まついち)」。

6日、宮崎市公設地方卸売市場では、愛媛県産や茨城県産を中心に正月飾りに使われる「若松」や「寿松」などおよそ10種、あわせておよそ1万本が競りにかけられました。

競りには、生花業者や卸売業者などおよそ60人が参加し、葉の色や枝の太さを品定めしながら競り落としていきました。

(宮崎市公設地方卸売市場 宮崎中央花き 小倉圭介社長)
「5月以降コロナが5類に移行されましたので、年末年始ご家族ご友人の方々と正月飾りを通して、穏やかな年末年始を過ごしてもらえたらと思います」

6日に競り落とされた松は、ホテルや飲食店で門松などとして飾られるほか、自宅用の正月飾りとして、県内各地の花屋や量販店などで販売されます。