県議会11月定例会は5日に代表質問初日を迎えましたが、普天間基地の辺野古移設をめぐる玉城知事の答弁に野党が反発し、現在も空転が続いています。
代表質問初日の12月5日に野党会派、沖縄・自民党の中川京貴議員が質問に立ち、普天間基地の辺野古移設をめぐり国が起こした代執行訴訟について、知事の考えを質しました。

玉城知事
「国の代執行は地方公共団体の処分権限を国が奪うという、地方自治に対する最終的な介入手段であって、沖縄県の自主性及び自立性を侵害し辺野古新基地建設に反対する、多くの県民の民意を蔑ろにするものである」
玉城知事が答弁で「新基地」と表現したことから自民党は「代替施設建設」と正式名称を使うべきだと反発。

休憩中に溜公室長が、行政手続き上は「代替施設建設」を使用し、知事の政治姿勢や県の考えを伝える際は「新基地」と表現すると説明しましたが、これに納得しない自民党の議員が退席したため、現在まで7時間あまりにわたって空転が続いています。